ライザップイングリッシュ

スリランカ 1日目 ~クアラルンプール乗り継ぎ、スリランカへ~

マレーシア航空はなぜか、日本発の便だけペットボトルの飲み物が持ち込める。
私は、喉が渇く度に、いちいち頼むのが面倒なので、ゲート前の売店で買った水を持ち込んだ。
マレーシア航空は、タイ航空に比べて、飲み物のサービスがまわってくる回数が少ない気がする。
機内食もそんなにいうほどおいしくなく、普通。
座席は後ろの席をとったので、後ろを気にすることなくリクライニングできる。ただし、サービスは前からくるので、食事は選びにくくなる。
チキンオンリーだった。でもチキンで良かったと思う。
往復7万円程。これならAIR ASIAで十分だと気付くのは、1年後のことである。


こんな大きな座薬のようなものが空を飛ぶとは、未だに信じがたい。

関空でフライトを待つこと2時間。関空からクアラルンプールまで約7時間。
あーしんどかった。と思いきや、ここから次の乗り継ぎまで6時間もあるのだ。
まずは空港の中をうろうろし、売店を冷やかすが、あまりおもしろいものはない。
ラウンジは何千円か払えば使うことができるが、シャワーをあびる以外は、その辺のカフェでのんびりするのと大差ないように思える。
ラウンジは楽天のゴールドカードなら年会費1000円でただで使えるので、1年だけ入会してあとは解約すれば得なのだが、面倒なのでそれはしなかった。

スタバに入り、マイクロチップのついていないクレジットカードが使えず、少々レートは悪いが日本円で払い、マレーシアの通貨であるリンギットでおつりをもらう。
レモングラスチキンという辛いパイと、ホットチョコレート。

スタバのWIFIで、ラインをおくったり、ぼんやりすること1時間半。
トイレに行きたくなったので一旦出ることにする。なにせ一人旅、バックパックを席においたままトイレへ行くことはできないのだ。
さらに狭いトイレだと、荷物を背負ったまま、和式トイレでプラス7kgのヘビーなスクワットをするはめになる。

これでようやく2時間が経過し、残りは4時間。ゲート前には1時間程前に行くとして、あと3時間をどうやってすごそうか。
空港内をあてもなくうろうろする。
中庭にあるミニジャングルを見つつ、うろうろしすぎてわけが分からなくなり、セキュリティチェックの立ち入り禁止の所まで来てしまい、職員に注意された。
ここクリア1は、建物がいくつかあり、モノレールがつないでいる。
とりあえずモノレールに乗って、ゲートの位置を確認しにいく。
あと、時々ゲートは途中で別のゲートに変更になるらしい。
約1時間はさまよっただろうか。
脚も疲れたので、ゲートの近くのカフェでゆっくりすることにする。
ライムジュースをゆっくり飲みながら、ひたすら時間が過ぎるのを待つ。
多少の周りの話声と、注文をマイクで読み上げる声・・・。
ああ暇だ、暇すぎる。そしてしんどい。もう座っているのもつらくなってきた。
なぜ私はバンコク経由にしなかったのか、と後悔。スワンナプームかドンムアン空港なら、もっとマッサージ屋等がたくさんあるはず。
たまたま同じ値段で同じ到着時間だから、マレーシア行ったことなかったので、KL経由にしただけである。

ようやく2時間位たち、ゲート前へ。
するとその近くに、仮眠用の部屋を発見。時間いくらで結構やすい。
ここを予約しておけばよかった。でも次は絶対バンコク経由にする。

ゲートの前でもぼーーーーーっと待ち続け、ようやく搭乗開始時間に。
セキュリティチェックを受けたあとも、30分位待って、
搭乗して狭くてかたい席についた後も、離陸まで少し待って、ようやく離陸。

ああ、疲れる。
そしてなんてかたい座席なのだ。おしりが痛い。これだとピーチやスカイマークの方がずっと座りやすい。
小さめの飛行機だからか、席の前後の幅もすごく窮屈。
私は前のシートにおでこをつけてよりかかり、3時間耐えた。
機内食も特においしくはないし。

やっとやっと、スリランカのコロンボ、バンダラナイケ空港へ到着。名前長い。
実はコロンボだけれども、ここはコロンボではなく、カトゥナーヤカ。首都コロンボはもう少し南にある。
東京ディズニーランドが千葉にあって、大阪空港が兵庫県の伊丹市にあり、明石大橋が神戸にあるのと同じである。
これから両替して、simカードを入手するのだ。
ちなみに荷物は機内持ち込みなので、待つ必要はない。

セキュリティエリアを出ると、大きな仏像がお出迎え。仏教の国らしい。
そして洗濯機等の家電を売り場の横を通ると、両替やsimカードがそろっているエリア。
まず両替。
それからsimカードの購入。
なるべく電波が良いと言われていてお得そうな店を探す。
スリランカで評判のsimカードといえば、docomoと連携しているdialog
ちなみにdocomoのsimは、スリランカに入国すると、dialogの表示にかわる。
よし、dialog発見!シムカードプリーズ!
プランを見せてもらうと、思ってたより長い期間たっぷり使える、少々高いやつしかない。
私「もっとチープなのはないの?」(その横でうんうんと頷く欧米の人達) しかし、ないとのこと。
仕方ない、これにするか。
店の兄さんは、他の仕事を同時にすすめながら、手際よくセッティングしていく。ネットも電話もつながって、完璧だ。
あれ?このsim、dialogじゃなくてairtelだ。しかも店にもでかでかとairtelと書いてある。
もう夜だもの、疲れているのね、私。しかし下調べの意味なかった。
(それでもその後airtelは、時々ウェリガマで電波がきれることもあったが、まあまあ活躍してくれるのである。)
ちなみに下調べでは、時々観光客向けに、空港で無料のsimカードを配布しているとのこと。機内で配られたり、入国審査の時にもらえたとか。

さてと、ここからが今日一番の難関である。
中学生レベルの英語力の私が、宿にむかえにきて、と英語で電話をかけるのだ。
ちゃんと通じるかな。ドキドキ。

私「ハロー!マイネームイズヒロポン。アイアムインエアポート。アイ、アライブド。」
宿「OK~アウトサイド~なんちゃらかんちゃら~ソンデモッテゴーナンタラ~」
私「OK、外に出たわよ。」
宿「ポットピースのところで待ってて」
私「ポットピース?ポットピースってなぁに?私ポットピースわかんないんだけど。」
宿「OK、そこで待ってて」
空港の外にはお迎えを待っている現地人がたくさん。
1人肌の色がちがう私は、夜といえどもよく目立ち、じろじろ見られる。
時々白タクからも声がかかるが、全然しつこくない。1回断って終わり。
とりあえずポットピースらしきものを探すべく、出口左手を直進してみたが、ポットピースは見当たらない。
また入り口に戻って、警備の人に「ドゥーユーノー ポットピース?」と聞いてみたら、そこの~色のところだよ、と。
近づいてみると、ポストオフィス、小さい郵便局だった。
ああ、ポットピース←ポストピース←ポストオッピース←ポストオフィース、ポストオフィスか!!
こりゃあ、まいった!でもすごくすっきりした。

そこで待っていると、5分程して一台の車がとまり、私だとすぐに分かったようで、声をかけられた。
騙されていないか確認するために、向こうが名乗る前に、ホテル名は何か聞くと、ちゃんと合っていた。よかった。
ドライバーのおじいちゃんは、とても気さくな良い人だ。

宿の名前は、Empyrean Hotel
空港から徒歩でも行ける距離。でもあらかじめ送迎を頼んでおいた。

あっというまに宿について、受付。深夜なので小さな声で。
ドライバーのおじいちゃんは、部屋の案内から食事の準備までこなす。朝食の時間等をきいてくれた。

とても蒸し暑いが、冷房をつけると、すぐにキンキンに冷えた。
寝ているだろうが、家族に着いたよとメールしておいて、シャワーあびて寝る。

 

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