スリランカ10日目 バーベリンビーチリゾートからの小旅行、紅茶畑と紅茶工場

今日の午後は紅茶工場へ行く日。
今朝もまずい鼻炎の薬を飲んだら、夕方のヨガには参加できないので、朝の6時半からのヨガに参加。
夕方よりも人が多い。
私の朝のトリートメントは、一番早い時間。朝食を早めに食べ終わらないといけないので、ヨガは30分だけ。
続けて7時からもヨガのプログラムがあり、ヨガの先生に、まだいなよ、という感じで促されるが、トリートメントがあるから…とレストランヘ向かう。

明日の朝8時半にはバーベリンを出て空港へ向かうので、今日が最後のトリートメント。
今日は特別なトリートメントがないので、外出もできるし、シロッダーラダイエット中禁止のものも食べられる。
お気に入りの水牛のヨーグルトも。コクがあり、できれば日本に持って帰りたい。

午前のトリートメントは、最初と同じ、ヘッドマッサージ、オイルマッサージ、おいしそうな匂いのハーブボールぽんぽん、喉鼻のためのハーブの蒸気、かわいい女の子にしてもらうハーブ園でのパック、シャワールームできゅうりの汁を顔に塗ってもらってからシャワー。ハーバルバスに入浴。
今日はお湯をかけてくれるのが、いつもと違う若い女の子。
「キモチイイ?」等、片言の日本語で話しかけてくれる。
いつものスタッフにも、明日帰ると別れを告げる。
前に勤めていた病院の看護師さんに、顔だちから雰囲気までよく似た人。その人も今頃どうしているだろう。

部屋に戻って薬を飲み、海辺へ散歩へ行くことに。

浜辺へ続く下り坂を下りると、小さな門の外で、数匹の犬が吠えている。
これは出られないなと、門の中から犬達を眺めていると、地元の青年が出ておいでよと手招きし、門をあけた。
すると、犬達がこちらへきて、私のまわりを吠えながらとりかこむ。
私はあとずさりして戻ろうとするが、犬がついてきてしまう。
困った。犬は吠えながらまとわりついている。
青年が、私が外に出ないと犬も出ないから、出てきてほしいと言うので、門の外へ出る。
吠える犬達に、青年が「フレンドフレンド」と、この人は友達だよ~という具合に言うと、犬達の態度が急変し、急になついてくる。
しかし犬達、6匹位いるのだが、うち2匹は重い皮膚病にかかっており、すごく汚い。
そんな体を私の服にこすりつけ、おまけに鞄や服の上から甘噛みまでしてくる。
加減しているので、鞄も私も無事なのだが、もし服貫通したら狂犬病なるやんけ!とヒヤヒヤする。
顔がこわばる私に青年は、「犬きらい?彼らはフレンドリーだよ」
いや、きらいではないんだけど…。
「あっちに歩いて、そしたら離れていくから。」と言うので、青年と一緒に海辺を少し歩く。
犬達も落ち着いて、少し距離をとりながら一緒に散歩。
一体こいつは何者なのか、犬使いか…。
青年によると、オーストラリアやアイルランド等の観光客が、よく犬に食べ物をあげるから、こうなるのだそう。
後で調べると、オーストラリア等は狂犬病のない国々である。狂犬病の恐ろしさを知らない、おめでたい人達だ。
青年は歩きながら、海亀を見に行かないか、紅茶を買いに行かないか等の営業をする。
雑談も少しして、富士山へ行きたいとか、アキパンチャ(=針治療)は自分も受けて良かったとか、色々話した。
今日は紅茶工場ツアーに参加するし、見ず知らずの青年の誘いは断り、部屋へ戻る。
ああ、犬怖かった。一応スカートをめくって、甘噛みされたところを見てみるが、何ともない。大丈夫そう。

昼食後、針治療をして、服を着替えて紅茶工場ツアーへ。
ここ4日間、ずっとリゾートにひきこもっていたので、シャバに出られてうれしい。
一人旅の日本人女性、親子で来られている日本人女性、欧米の方々と一緒。
皆、薬と白湯を持っている。
マイクロバスに乗り、雨が降ってきて、雨だねー等と数人が話す。傘は上の棚にあるよと運転手。
その時、道を曲がった衝撃で、傘が上から落ちてきた。「オー、傘の雨が降ってきた!」と欧米女性。車内には笑い声。
海辺を走っていて思うのだが、スリランカの浜辺って、須磨海岸が延々と続いているような感じ。

紅茶工場の入り口に到着。
門をくぐればそこは紅茶畑。

スタッフが葉を少し取り、この下の葉がセイロンティー、上のやわらかい若葉がシャンパンティーと説明。

工場の門と外観
 

工場内部
 

工場見学の後は、紅茶ショップでお買い物。たくさんの種類、試飲もさせてくれる。
私は一番気に入った緑茶を購入。
店内のテーブルで、ティータイム。
日本人とフランス人の方とご一緒させてもらう。
その方がおっしゃるには、町のスーパーでものすごく紅茶が安かったとのこと。
今朝の犬使いの青年は、そういうのを買いに行こうと誘っていたのだろうな。
ただ紅茶畑見て、工場見て、お茶しただけだが、ゆっくりできたし、車窓からの景色も良いし、楽しかった。

バーベリンへ戻り、明日の飛行機のウェブチェックインがスマホからうまくできなかったので、フロントに頼んでチェックインと控えを印刷させてもらう。

そして最後の晩餐。
昨日と同じように、蚊避けのオイルを持参。身体にも虫よけをし、オイルの蓋をあけてテーブルに置くと効果的。
今夜はビュッフェ。
「CHIRASHISUSHI」ちらし寿司と書かれているところには、巻きずしがあったり。ちなみに具はビーツ。
ある日のコース料理は、メイン料理にテリヤキソースがかかっていたこともあった。
旨い!ここに来て一番旨い!!と思ったら、海苔としょうゆの味だったり・・・。
私は家で卵かけごはんか納豆ごはんでも食べておけばよいのかもしれない。

もうここの生活飽きた。日本帰りたい。と思うものの、旅の終わりは名残惜しい。
部屋に帰って寝るのがもったいなくて、ヘルスセンターのロビーに座ってスマホをいじっていると、
日本人女性がwifiがつながらなくて困っていると、隣に座った。
続いて今日のツアーで一緒だった方も隣に座り、それぞれトリートメントの感想や、スリランカまでどうやって来たか、他の施設はどうだったか等、色々なことを話す。
話せる人が出来たと思えば、もう帰国だなんて・・・。
一応、皆療養に来ているので、夜更かししないように各部屋に戻る。

スリランカはチップ制度があるが、バーベリンの場合は直接渡すのではなく、週末か出発前に、チップボックスに入れることになっている。
チップボックスは、ルームメイキングのは客室棟の通路の隅にあり、フロントはその奥、レストランも奥にあり、ヘルスセンターの分は早い時間なら表にでているし、遅い時間なら奥にしまってある。
私もそれぞれチップを入れに行くと、結構ぎっしり入っていた。いつからの分だろう。

明日のために荷造りをして寝る。

 

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